偽りの蓋

ずっと悲しさや寂しさと思ってした心の傷は見ないように蓋をしていたのかもしれない
その偽った思いを気づくことさえせず・・・それが怒りと知らずに・・・
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先日あるカウンセラーさんから「怒り」というワードが私から出ていると聞く。

特にこれといった悩みもなく、毎日を「幸せだな私」と実感して過ごしている。
人にも普段から嫌な思いやイライラを感じることも少ない。
「今の私には怒りの感情は探し見てもない」と思っていたのですが・・・

ざわつく瞬間があるが、その時の感情は「悲しさ、寂しさ」であると思っていた。

実はその素となる出来事に対して「怒り」を怒りと受け止めず
「悲しさ、寂しさ」といったオブラートで包んで、
本当の感情に蓋をしていたと気づくことがありました。

うまくは言えないけど、相手を責めることが苦しくて、
相手を責めると本当に絶交の関係になる気がして、
だから怒りを怒りとしてぶつけることもせず、
自ら身を引きそっと悲しみと寂しさのふりをして蓋をした・・・

だから、今もふとした時にフラッシュバックのように”ざわつく”

過去はもう振り返る必要はないけれど、その時に自分の置いてけぼりにしていた
感情は気づいてあげることで、本当の手放しができると知る
自分の心にもう一度向き合ってアロマパルファンを作りました。

普段向き合わない相手と向き合うために
自分の香水には入れることない精油のタイムを入れると決めた
フワフワ系のほんわか要素は一切いらない

『ずっと怒りと悲しさを偽っていた自分へ往復ピンタをして
目を覚ますような、パンチの効いた香り
それでいて最後の最後は喧嘩の後、包み込むようなHug』


こんなストーリーを組み立てた香りを作りました。
この香水(アロマパルファン)を使い切る頃には自然と怒りは浄化されるでしょうね
だってなりたい自分になる香水だから・・・

登場人物の声(精油)

・タイム   そんなのバシッと蓋を取り除いてやるよ〜
・ぺバーミント いいかげん私の思いに気付いてよ
・ブラックペッパー 言いたいことは我慢しないで言おう
・カルダモン  くよくよしなくていいじゃん、明日は明日の風が吹くぜ
・フランキンセンス よく耐えましたね。ずっと見守ってきましたよ
・レモン  スッキリ、さっぱりして明るく行こうよ!酸っぱい刺激もサイコー
・イランイランEX しょうがないな、最後はみんなで仲良くハグハグ
・ベンゾイン へ〜なんかあったんだ、知らなかった〜

イランイランは数滴なのに・・・やっぱり出てくるのこの子
まあ喧嘩の後のHugが上手ってことで・・

※心理学などの全く勉強をしてないので感じたことを思ったことを書いてます